2011年2月2日水曜日

中国不動産価格11%上昇 バブル拍車か

 【上海=河崎真澄】中国で不動産価格の高騰が顕著になってきた。中国国家統計局は14日、3月の主要70都市の住宅販売価格が前年同月に比べて11?7%上昇したと発表。2月の同10?7%に比べて上昇幅が1ポイント拡大し、バブル化への懸念が一段と強まった。

 3月の同価格のうち新築物件は同14?2%もの高騰となっている。地域別ではリゾ UGG
ート開発が進む海南省の海口や三亜で50%を超える高騰。広東省深センでは20%を超えたほか、北京や上海、天津などで軒並み10%を上回る上昇となった。

 中国政府は昨年から地価抑制に力を入れ、不動産向け融資の規制強化など対策を取っているが、効果が上がっていないことが裏付けられた格好だ。

 その背景には2008年6月からの
人民元の相場固定化が影響しているとの指摘もある。

 対ドルで人民元相場を維持したい中国の金融当局による大規模な「ドル買い元売り介入」が市中のカネ余り現象を生んでおり、それが不動産相場を押し上げる要因になっている。

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引用元:石材販売、石材情報の専門サイト

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